Zombie Zoo Keeper(ゾンビ・ズー・キーパー、2012年〈平成24年〉11月23日[1] - )は、日本のNFTアーティスト。別名はゾンビ飼育員[4][3]。2021年に小学3年生ながら動物のゾンビを題材としたドット絵のNFTアートを販売し、たかくらかずきやトレバー・マクフェドリーズ(英語版)[8]、スティーヴ・アオキらが購入[9][4][3]。その活動はNFTアートを日本に広めたきっかけと言われる[10][11]。2021年のForbes JAPAN 100に選ばれ[6]、「ZOMBIE ZOO」は2021'S BEST (NON-CELEBRITY) NFT PROJECTSの一つに選出された。
2021年(令和3年)8月下旬、小学校3年生のとき、12歳の少年の描いた絵がNFTアートとして高額で購入されたというニュースに刺激を受け、自分も同じことをしたいと母親に伝える[4][9]。夏休みの自由研究として行うこととなり、大好きなゲームであるマインクラフトに出てくるゾンビをモチーフに、虫や動物のドット絵(ピクセルアート)をiPadの無料アプリで描き「Zombie Zoo」として、母親の協力を得て、NFTの大手取引所であるOpenSeaにて8月25日より作品の販売を開始する。最初に作品が売れたのは9月2日で、イラストレーターのたかくらかずきが購入した[4]。その約2000円の売り上げでポケモンカードを買いに行ったという[15]。
さらに、CGIキャラクター・リル・ミクエラ(英語版)の開発や運営を手がけるBrudのCEO[8]で、著名なDJ[3]でもあるトレバー・マクフェドリーズ(英語版)[8]が購入[3]。トレバーが作品をアイコンにしたことを発端に、世界に知れ渡ったとされる[3]。同年9月17日には、音楽プロデューサーでDJのスティーヴ・アオキが240万円相当で二次流通で作品で購入した。なお、仮想通貨のイーサリウム(単位はETH・イーサ)で取引され[15][3][4]、二次流通でも手数料を得ることができる[3][4]。2021年9月9日時点で約380万円相当の総取引額であったが、実際の売り上げは約80万円相当とされる[4]。同年11月には、総取引額が4400万円相当を超えたという[16]。
なお、2021年9月24日の『めざましテレビ』[17]、同年11月11日の『スッキリ』[18]、11月21日の『サンデーステーション』[19]といった報道で取り上げられ、同年10月11日には『アートフルワールド』の特集「NFTは世界を変える?」でも取り上げられた[20](#主なテレビ出演も参照)。また、オーナー達によるミートアップも開催されており、マイアミ アート・バーゼル(アメリカ合衆国・マイアミ州)やTEDx Kioicho[22]に出演した。同年には「Forbes JAPAN 100」の一人にも選出されている。
収益の使い道は親子で相談しており、2022年時点では学費として貯める方針になっている[2]。また、東映アニメーションにより「Zombie Zoo」を原案としたアニメプロジェクトが発足しており、2022年春公開予定と発表されている[23][24]。NFTアートのアニメ化は日本初と言われている[23][24]。
引用:Wikipedia:Zombie Zoo Keeper